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大阪市東住吉区のマンション(築34年)の南西角部屋に雨漏りがあるとのご相談をいただき、現地調査に伺いました。
調査を進めると雨漏りの原因は外壁のタイルにあると判明。
雨漏り改善にタイルの貼り替えと目地の補修をご提案し、雨漏り修理を施工した内容をご紹介しています。
大阪市の皆様、こんにちは!
外装工事専門店 南大阪ペイントセンターのマナベです。
本ブログでは東住吉区のマンションのタイルを補修して雨漏りが改善した内容をご紹介しています。
大阪市東住吉区のマンション角部屋に雨漏り被害!
マンションの雨漏り箇所の調査
西向きが採光のマンション。
問題の雨漏りがあるお部屋は3階の南西にある角部屋です。
赤枠部分の壁クロスに雨染みができ、雨漏りが判明したようです。
雨漏りと聞くと戸建て住宅の屋根からというイメージが多いと思いますが、意外と壁やベランダからも雨漏りも少なくありません。
特に雨漏りとマンションは無縁のイメージがある方には、雨漏り被害に遭うとさぞ驚かれたことと思います。
高所ですのでドローンで調査をしたところ、タイルの隙間から雨水が入り込んでいることが判明しました。
雨漏りの改善方法
・雨漏り箇所のタイルの貼り替え
・目地をコーキングで補修し、雨水の侵入経路を防ぐ
主に以上2つの方法で、雨漏りを解消することが可能です。
タイル外壁は基本的に塗装によるメンテナンスは不要ですが、目地と呼ばれる外壁の継ぎ目の隙間を埋めるコーキング工事が必要です。
築34年のマンションは今回が初めての改修工事です。
雨漏り箇所以外にも念のため同様の被害が起きないように、タイル目地全体にコーキング工事をされた方が良いでしょう。
▼こちらのマンションの現地調査の様子を掲載▼
外壁タイルの貼り替えで雨漏り修理
浮いてしまい雨漏りの原因となっていたタイルと貼り直すため、一時取り外します。
モルタルで下地を整え、専用の接着剤でしっかりと密着させます。
接着剤が乾き完全に固定されるまで、しばらく養生します。
外壁タイルのコーキング工事
雨漏りの原因となるタイルの貼り替えが済んでから、目地の補修をしてタイル全体のメンテナンスを行います。
古くなった既存のコーキングを取り除きます。
新しいコーキングを充填する準備に、溝に残る汚れをしっかりと取り除きます。
タイルを保護するために目地に養生をして、プライマーを塗布します。
事前にプライマーを塗布することで、コーキング材の密着が良くなるのです。
タイルの目地にコーキング材を充填します!
タイル目地に使用するコーキングは変成シリコンを使用します。
変成シリコンはウレタンのコーキングに比べると高耐久で、塗装による保護を必要としないので今回のようなタイルの補修にピッタリなコーキング材ですよ。
空気が入り込むとコーキングの耐久性が落ちてしまうので、奥からしっかりとコーキング材を打ち込みます。
タイル目地のコーキング打ち替えが完了しました!
マンションの外壁タイルからの雨漏り修理完了
赤枠の部分がコーキング工事を施工した箇所です。
雨漏りの原因として意外と多いのが窓枠周りのコーキングが傷み、隙間から雨水が入り込む事例です。
ですので窓枠周りもしっかりと隙間をコーキングで埋めておりますので、ご安心くださいね!
タイルの補修をして、無事に雨漏りが解消されました!
マンション全体の塗装工事の様子や屋根塗装の様子は後日施工事例ページに掲載予定ですので、更新をお楽しみに(*^-^*)
▼施工事例をUPしました!(2022/09/22更新)▼