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堺市堺区の築33年の3階建て戸建て住宅に外壁塗装工事のお見積りを実施した内容を掲載。
前回塗装から20年以上経つのでメンテナンスをご検討され、ヘーベルハウスを含めた3社と相見積もりをされていました。
堺市の皆さま、こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
旭化成ホームズのヘーベルハウスといえば、皆さまお馴染みの住宅メーカーですよね!
「住宅メーカーに塗装工事の見積もりをしたら想像以上に高額だった」とお客様からよくお聞きします。
やはり大手住宅メーカーとなるとネックなのがメンテナンスの費用の高さです。
ですので今回のようにハウスメーカーを含めた相見積もりをご相談をいただくケースも多いのですよ(^-^)
もちろん相見積もりは大歓迎です。
メーカーに関わらず、大切なお住まいを点検させていただきますのでご安心くださいね!
旭化成ヘーベルハウスの戸建てに相見積もりのご相談
築年数 | 33年(21年前に塗装工事済) |
きっかけ | 前回塗装から20年以上経過のため |
外壁材 | ALC(吹付多彩模様仕上げ) |
屋根材 | 陸屋根(ソーラーパネル有) |
旭化成ヘーベルハウス施工の3階建て戸建て住宅です。
前回塗装から20年以上経つので、メンテナンスをご検討されていました。
ネットで相見積もりできる業者がないか調べていると、ヘーベルハウスの塗装事例が多い弊社のホームぺージが目に留まりご相談をいただきました。
外壁を含めた家全体の点検の様子
前回の外壁塗装から20年以上経過
21年前に旭化成リフォームにて塗装工事済です。
一般的に10年に一度と言われている塗装工事ですが、20年以上の歳月が過ぎるとやはり色褪せや汚れが目立ってきてしまいます。
ALCの外壁材
外壁材はALCと呼ばれる軽量気泡コンクリートです。
「旭化成と言えばALCの外壁」と言っても良いくらい、有名な外壁材です。
ALCはコーキング不良が命取り
赤枠にひび割れがあるのが分かりますか?
塗装をされているので分かりずらいですが、目地にはコーキングが施工されています。
ALC同士を埋めるように施工しており、もしコーキングに不具合があると目地の隙間から雨水が入り込み雨漏りリスクが高まります。
ALC自体は頑丈な外壁材ですが、こちらの写真のようにひび割れていると隙間から雨水は侵入しやすく外壁材を傷めてしまいます。
ですのでひび割れる前にコーキング工事でメンテナンスをすることが、ALC外壁を長持ちさせる秘訣なのです。
ALCの2回目の塗装工事はコーキング撤去打ち替え工事が必要
コーキングは目地だけでなく窓枠周りにも施工されています。
ALCのコーキング工事は初回の工事と、2回目の工事で施工方法が変わります。
結論からお伝えすると、今回は2回目の塗装工事ですので「コーキングの撤去・打ち替え工事」を行います。
初回の塗装工事 | コーキング増し打ち |
2回目の塗装工事 | コーキング撤去・打ち替え |
初回の塗装工事では目地の溝が充分に確保されているので、そのままコーキングを打ち込むことが可能です。
ですが2回目の工事ですと、初回の塗装工事で目地の溝がコーキングで埋まっている状態です。
溝がほとんどない状態なので一度古いコーキングを撤去しないと、コーキングを充填する溝が確保できないのです。
ですので、今回のような2回目のALCの塗装工事は「コーキングの撤去・打ち替え工事」で施工をする必要があります。
▼ヘーベルハウスのお住まいの方必見!ALCのコーキング工事について詳しく解説▼
ALCのコーキング工事の工程と費用について
前回は吹付多彩模様仕上げで塗装
前回のメーカーでの塗装工事の際に吹付多彩模様仕上げにされています。
様々な色が計算されて吹き付けられることで、御影石のような意匠性のある外壁に仕上げることが可能です。
単色塗装では中々出せない高級感が出ますので、お客様もこちらの模様をお気に召されていました。
そこで今回の塗装工事にも多彩模様仕上げで塗装をご提案いたしました。
「関西ペイント RSダイヤモンドF 水性フッ素多彩模様」と呼ばれる塗料です。
多彩模様でありながらフッ素塗料の耐久性を兼ねそなえているので、約15~20年の上品な外観を維持することができます。
お選びいただいたお色はAZE-307。
深めのブラウンの多彩模様がどのような外観になるか楽しみですね。
ソーラーパネルのある陸屋根
陸屋根の状態もドローンで点検しました。
ヘーベルハウスの屋根は陸屋根であることがほとんどで、メンテナンス方法としては陸屋根全体に塩ビシート防水を施工します。
ソーラーパネルを取り付けたままでの陸屋根の防水工事は可能ですが、ソーラーパネルの下部の施工がどうしも難しい場合は別途パネル脱着費用が発生します。
今回陸屋根と計5箇所あるベランダ部分の防水工事のお見積りも致しました。
防水工事だけで陸屋根とベランダを合わせてトータル約160万円(税抜)のお見積りになったので、今回は防水工事の施工は見送られ外壁塗装のみの施工になりました。
相見積もりを終え外壁塗装のご成約
足場仮設費用やコーキング工事・外壁及び付帯塗装などをすべて含んで約156万円~182万円(税別)のお見積もり金額をご提案させていただきました。
塗料のランクによってお見積り金額が異なるので、塗料名や㎡数を明記した計5プランのお見積書をご提示しています。
お見積りの内訳の割合ですが、ALCの外壁塗装の場合はコーキング工事が高額になるケースがほとんどです。
理由としてはALCは目地の長さが他の外壁材に比べると約1.5倍あり、その分コーキング工事のm数が多くなります。
コーキング工事は外壁塗装と費用割合がほとんど一緒なので、高額でびっくりされる方もいます。
ALCの外壁材は初回は増し打ち工法ですみますが、2回目は撤去打ち替え工法なのでその分費用も高額になりやすいです。
今回ご提案したRSダイヤモンド吹付多色模様をお気に召していただき、費用にもご納得され今回ご成約となりました!
この度は相見積もりのご相談をいただき、ありがとうございました!
工事後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですので、今しばらくお待ちください(^-^)
▼外壁塗装の完工の様子をUPしました!(2022/08/16更新)▼