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堺市北区の築18年の一軒家に外壁塗り替え前の無料点検を実施した内容をご紹介しています。
レンガ調の外壁がお気に召されており、今あるレンガ調の模様を残したままメンテナンスができるクリアー塗装をご提案させていただきました。
堺市の皆さま、こんにちは!
塗り替え専門店 南大阪ペイントセンターのマナベと申します。
以前にお隣やご近隣が弊社で塗装工事を施工させていただいています。
そのときの作業ぶりや仕上がりをご覧になり、この度メンテナンスのご相談をいただきました(^-^)
▼ご近隣の皆さまの事例とアンケート▼
堺市北区にて吹付多彩模様とラジカルのツートンカラーの施工事例
堺市にて外壁塗装と屋根の遮熱塗装で施工 喜んでいただいたお声
堺市のシーリング工事をご紹介したお家の塗装工事を行いました
・外壁と屋根の無料点検の様子
・レンガ調外壁をそのまま活かすクリアー塗装
・無料点検後のお見積もり料金
堺市で塗り替えのメンテナンスをご検討の方や、既存の外壁のデザインをお気に召されている方は是非ご参考いただける内容です(^-^)
1.堺市北区で塗り替えメンテナンスの無料点検
1-1.レンガ調外壁の一軒家の概要
1-2.レンガのデザインを残したいとのご希望
1-3.サイディングのデザインを残せるクリアー塗装
1-4.クリアー塗装が可能かの点検
1-5.目地のコーキングはメンテナンスが必須
1-6.2階のサイディングも点検
1-7.雨樋の破損を発見!
1-8.雨漏りの原因となりやすいベランダ
1-9.スレート瓦の屋根も塗り替えメンテナンス可能
2.外壁・屋根の塗り替えメンテナンスのご提案
2-1.ご提案内容
2-2.クリアーによる塗り替えの見積もり金額
3.レンガ調を活かすクリアーで塗り替えメンテナンスのご成約
4.堺市の塗り替え前の無料点検の事例
堺市北区で塗り替えメンテナンスの無料点検
レンガ調外壁の一軒家の概要
築年数 | 18年 |
きっかけ | ご近隣で塗り替え工事をされていた |
外壁材 | 窯業系サイディング |
屋根材 | スレート瓦 |
1階がレンガ調デザインのサイディングと、2階がベージュ系の単色で色が分かれています。
とてもデザイン性の高いステキな洋風住宅ですね。
レンガのデザインを残したいとのご希望
1階のサイディングはご覧のようにレンガ調のデザインです。
まるで本物のレンガ造りのような模様がサイディングにデザインされており「この模様を残したい!」とご希望される方も多いのですよ(^-^)
お客様もこちらのレンガ調のデザインは大変お気に召されていて、ぜひ模様を残したまま塗装をしたいとのご要望でした。
サイディングのデザインを残せるクリアー塗装
サイディングのデザインを残したまま塗装する方法としては、クリアー塗装が唯一の選択肢です。
クリアー塗装とはその名のとおり「無色透明の塗料で外壁を保護する」とイメージしていただければ良いと思います。
クリアー塗装は無色透明の塗料でデザインを残せるという反面、外壁のキズやひび割れを隠すことができない、というデメリットも存在します。
加えて塗膜の劣化が進行しすぎていると顔料が粉のように表面に付着しているので、クリアーを塗っても白く濁ってせっかくの美観が損なわれます。
クリアー塗装が可能かの点検
1階の外壁を隅々まで点検したところ、幸い大きな傷や痛みはありませんでした。
塗膜の劣化はやや確認できますが、 外壁に触れた際に顔料の粉があまり付着しないのでクリアー塗装をしても白く濁ることはないでしょう。
一目で指に粉が付いている!と分かる状態であれば、顔料が表面にでている状態なのでクリアー塗装は難しくなります。
この顔料が粉状になって外壁表面に出てくることをチョーキング現象と言いますが、今回くらいの軽度なチョーキング現象でしたらクリアー塗装は問題ないです。
▼チョーキング現象については下記ページで詳しくご紹介▼
チョーキング現象が起こっているかで壁の劣化状態を調べれるの?
目地のコーキングはメンテナンスが必須
サイディング自体は問題なかったのですが、目地のコーキングとサイディングの間にわずかに隙間ができていますね。
これは経年劣化も原因ではありますが、新築施工時のプライマーの塗りムラや塗り忘れも原因の1つです。
一概にどれが原因かはハッキリと特定は難しいですが、このような剥離(はくり)している状態をそのままにするのはあまりよろしくありません。
コーキングの剥離が良くない理由
理由としてはコーキングの隙間から湿気や雨水が侵入して、サイディングが反ったり浮いたりするからです。
サイディング外壁は二次防水である湿防水紙が施工されているので、コーキングの隙間から雨水が入っても直接雨漏りに直結はしません。
ですが前項でもあったように湿気でサイディングが変形してしまうと、それこそ雨漏り被害に繋がりかねないのでコーキングを新しいものに打ち替えてあげた方が良いです。
2階のサイディングも点検
2階は単色のベージュカラーのサイディングです。
こちらも1階同様に目地の剥離が見られますのでコーキング工事が必要です。
ベランダ内の外壁ですが、よく見ると細かなひび割れが多々見られます。
このひび割れ部分にクリアー塗装をしても、無色透明なのでそのままひび割れが残ってしまうと良くないですよね。
ですので2階の単色のサイディング部分に関しては、クリアー塗装ではなく単色での塗装がおすすめです。
単色で塗装をする際に使用する下塗り塗料で細かなひび割れも埋めることができるので、そういった観点からも単色での塗装(下・中・上塗りの3工程)が良いと思います。
雨樋の破損を発見!
ベランダ上の雨樋が割れてしまっていますね。
雨樋は家を傷めることなく雨水を安全に地面まで流す役割があります。
ですが写真のように割れていると、その箇所から雨水がボタボタと滴り落ちて外壁を傷めてしまいます。
ですので、この機会に雨樋も補修してあげた方が良いでしょう。
無理に雨樋を全交換しなくても部分補修も可能ですので、お気軽にご相談くださいね(^-^)
雨漏りの原因となりやすいベランダ
2階ベランダですが、元々FRP防水が施工されています。
ベランダの防水効果がなくなり階下まで雨漏りするという事例は多いので、防水層に問題がないかもしっかり見させていただきました!
幸いひび割れなどの雨漏りになるような症状は見当たりませんでした。
防水効果をキープしてあげるためにもベランダ防水層にトップコートを塗布してメンテナンスをするのが良いと思います。
スレート瓦の屋根も塗り替えメンテナンス可能
屋根材のスレート瓦はコロニアルやカラーベストと呼ばれる薄型の屋根材です。
スレート瓦の防水効果は表面の塗装に依存しているので、定期的に塗装をすることでスレート瓦が雨水を弾いてくれます。
ドローン点検したところスレート瓦に色褪せや雨染みが見られたので、おそらくほぼ防水性はなくなっていると推測されます。
できれば屋根も塗装をして防水性を復活させてあげるのがベストだと思います。
スレート瓦は外壁と同時塗り替えが経済的
スレート瓦は塗装をしないままでも約30年ほどは耐久性を維持してくれます。
ですが30年過ぎると塗装ではメンテナンスできないくらい痛んでしまうので、葺き替え工事などの大がかりな工事が必要になります。
大がかりな工事ですと屋根塗装よりも費用が10倍ほどになるケースもあるので、外壁を塗り替えるタイミングで屋根も一緒に塗り替えられると良いでしょう。
屋根と外壁を同時に塗り替えられる方が足場仮設工事費用も余分にかからず経済的です。
下屋根も問題なく塗装が可能です!
外壁・屋根の塗り替えメンテナンスのご提案
1階はレンガ調をそのまま活かすクリアー塗装。
2階は今の色に近いKP-110という色で塗装をして、軽微なひび割れもしっかりと補修をしたいと思います。
ご提案内容
劣化部位 | ご提案 | 理由 |
1階サイディング外壁 | クリアー塗装 | 既存のレンガ調を活かすため |
2階サイディング外壁 | 単色での塗装 | ひび割れを補強するため |
目地やサッシ廻りの剥離 | コーキング工事 | 湿気の侵入でサイディングが変形する可能性があるため |
スレート瓦 | 屋根塗装 | スレート瓦の防水性を復活させるため |
以上のご提案内容の他にも、雨樋補修や雨戸や軒天など細かな付帯部の塗装をご提案させていただきました。
クリアーによる塗り替えの見積もり金額
足場仮設費用などの共通工事や補修工事をすべて含んで約124万円~140万円(税別)のお見積もり金額をご提示させていただきました。
今回はクリアーをご希望でしたので2プランのみのお見積もりです。
理由としてはクリアー塗装はアクリルシリコン樹脂タイプか、フッ素樹脂タイプの2つの選択肢だからです。
2階に使用する単色塗装もクリアーの耐用年数に合わせてラジカルシリコンかフッ素かの2パターンでご提案をさせていただきました。
レンガ調を活かすクリアーで塗り替えメンテナンスのご成約
ご近隣の皆さまからあらかじめ口コミを聞かれていたこともあり、ご提案内容にご納得されメンテナンスのご依頼をいただくことになりました。
この度は南大阪ペイントセンターにご連絡をいただき、誠にありがとうございました!
大切なお住まいを長らく快適にお過ごしいただけるように、精一杯メンテナンスをさせていただきます。
塗装後の様子は近日中に施工事例ページに掲載予定ですのでお楽しみに(*^-^*)
▼施工事例UPしました。完工後のお写真も多数掲載しています!(2022/06/14更新▼)