堺市にてALC外壁のコーキング工事をご紹介

ページの概要
こちらのブログでは堺市で実施したALC外壁のコーキング工事の内容について掲載しています。
「コーキング工事ってなに?」
「コーキング工事をしないと、どんなデメリットがあるの?」
などの疑問を実際の堺市のお客様事例をお借りして、ご紹介しています。
 
堺市にてALC外壁のコーキング工事のご紹介
 
こんにちは!
外壁塗り替え専門店 南大阪ペイントセンターのマナベです。
 
堺市の皆さま、”コーキング工事”ってどういったものかご存知ですか?
「なんとなく聞いたことはあるけど、良く知らない」
そういった方が多いのではないでしょうか?
 
実は、家の寿命を左右するのはコーキングと言っても過言でないくらい、コーキング工事には重要な役割があるのです!
このページでは、そんなコーキング工事の重要な役割やコーキング工事の施工内容を堺市の現場からご紹介します。
 
目次

外壁に必要不可欠なコーキング工事

外壁のコーキングってどこ?

サイディングとALCのコーキングの違い

「そもそもコーキングって外壁のどこにあるの?」
そうなんです、パッと外壁を見てもコーキングってどこにあるか分からないですよね。

簡単な見つけ方としては、外壁同士の約1cmのつなぎ目(目地と呼びます)に打ち込んでいるゴムのような素材、それがコーキングです。

外壁の素材によって、コーキングのある場所に違いがあります。反対に言うと、コーキングの場所から使用されている外壁材の種類が分かります。

サイディングボードの場合

目地が少ないのが特徴です。

サイディングの横幅は約90~100cmほど。等間隔に並んだサイディングの隙間に縦に打ち込まれているのがコーキングです。

ALCの場合

サイディングに比べて目地の多さが特徴です。

というのも、ALCの横幅は30cmや60cmなど比較的小さめに作られているので、その分目地も多くなります。
又、横にも目地があるので、ALCの目地はサイディングと比較すると約1.5~2倍ほどの多さに。

ちなみに今回ご紹介させていただく堺市のお家の外壁素材もALCです。

コーキングの役割

コーキングの役割

雨水侵入を防ぐ

外壁材同士の繋ぎ目をコーキングで埋めることで、基礎内部の雨水が侵入するのを防ぎます。

反対に、このコーキングがひび割れていたり隙間があったりすると雨水が侵入しやすくなり、雨漏りリスクが高まります。

揺れによる不可を軽減

地震の揺れや、サイディングの場合は気温変化で外壁が収縮します。

そういった外壁の動きや変化に柔軟に対応してくれるのがコーキングなのです。目地に打ち込まれたコーキングが外壁の動きに追従して、結果として外壁のひび割れなどの大きな症状を防いでくれます。

目立たない存在のコーキングですが、まさしくお家の縁の下の力持ち的な存在なのです。

コーキング工事が必要な症状

コーキングの劣化症状

1.コーキングのひび割れ
2.コーキングに隙間
3.コーキングの剥がれ

このような症状がある場合は、コーキング工事が必要です。
その理由は前項のコーキングの役割でもお伝えしたように、雨漏りリスクの可能性や外壁のひび割れを発生させる原因にもなるからです。

できるだけ早目にコーキング工事のご検討をされた方が良いのは、間違えないでしょう。

コーキング工事の施工内容(堺市)

堺市のコーキング工事のお家

それでは実際に堺市で実施しました、コーキング工事の様子をご紹介していきますね。

塗装工事を含む全体の施工内容はまた後日UP予定ですので、お楽しみに!

▼同現場の外壁リフォームの様子、UPしました!▼

施工前の外壁

目地のコーキングのひび割れ

ALC外壁の目地がひび割れを起こしていますね。

コーキングのひび割れ

近くで確認するとご覧のとおり。
どんな頑丈なコーキングでも、築10年ほどでこのような劣化症状がでてきます。

ALCのコーキング劣化放置は雨漏りに直結

ALC外壁の場合は特にコーキングの劣化放置は危険です。

というのも、ALCは防水シートなどの二次防水の役割になるものがないのです。つまり、コーキングのひび割れや劣化は雨漏りに直結しやすい、ということです。

そうした雨漏り被害を防ぐためにも、しっかりとコーキング工事を実施したいと思います。

ALCにはコーキング”増し打ち”がマスト

コーキング工事には大きく分けて2種類あります。

打ち替え→既存のコーキングを撤去して新たなコーキングを充填
増し打ち→既存のコーキングの上から、新たなコーキングを充填

ALCの場合は後者の増し打ちが一般的です。

その理由はALC自体の頑丈さにあります。
打ち替えをするには既存のコーキングを取る、つまりコーキングの上の強固な塗膜を削りとる必要があるのです。しかし不用意にALCが削られると、構造上その部分が弱くなりやすいです。

建物の構造上、ALCには基本増し打ちがおすすめなのです。

関連ページコーキング工事の工程と打ち替え費用は?ALCボード編

養生

コーキング工事前の養生

コーキング工事をする場所はあらかじめ養生しておきます。

目地にプライマー塗布

コーキング工事準備のプライマー塗布

コーキングを打ち込む目地にプライマー(接着剤)を塗布して、目地とコーキングの密着を高めます。

コーキングの増し打ち

コーキング材充填

目地の中に空洞ができないように、奥から隙間なく充填します。

外壁にコーキング材充填

コーキング工事は塗装職人が施工している塗装会社もたくさんあります。

南大阪ペイントセンターではコーキング工事に関しては塗装職人が施工せず、専門の国家資格を保有しているコーキング職人に依頼をしています。

コーキングの均し

コーキングの均し

隙間ができないようにヘラやバッカーで均します。

目地のコーキングをヘラで均す職人さん

目地内部がスカスカにならないように、コーキングを押さえこむようにして表面も均一に整えます。

コーキング工事完了

外壁のコーキング工事完了

コーキングが完全に乾燥する前に養生テープをとり、完成です。

コーキング工事完了
外壁全体のコーキング工事を終えてから、塗装工事の行います。

今は白色のコーキング跡が目立っていますが、この上から外壁塗装をすることで新築同様の外観へと仕上がりますのでお楽しみに!詳しい外壁塗装工事の様子はまた後日UPしますね(^-^)

▼お客様よりコーキング工事後のアンケートをいただきました!▼

▼同現場の外壁リフォームの様子、UPしました!▼

約15~20年の耐久性を誇るコーキング材の存在

コーキングは約10年ほどでひび割れなどの劣化症状が出て、今回のようなコーキング工事が必要です。
しかし最近は約15~20年の耐久性のコーキング材なども出ており、耐久年数も伸びてきています。

せっかくコーキング工事をするのであれば耐久年数が長いほうが良いですよね。弊社では高い耐久性を誇るコーキングも扱っておりますので、お気軽にご相談ください。

コーキング工事に関わらず、お住まいのことならどんな些細なことでもご相談大歓迎です!

▼耐久性の高いコーキングについては下記ページでご紹介しています▼
関連ページオートンサイディングシーラントとは?単価・施工例など解説

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