こんにちは!
南大阪ペイントセンターキタヤマです
工場や倉庫の屋根は経年劣化により傷んでしまったり老朽化が進行していることが多く、弊社でもよくメンテナンスのお問合せを頂きます。
工場や倉庫の屋根の劣化は放置しているとどんどん進行し最終的には雨漏りや建物の腐敗を起こしてしまう場合も…。そうなれば大規模な工事は避けられません。
劣化が進行する前に一度メンテナンスをしてみませんか?
工場や倉庫のスレート屋根のメンテナンス方法は主に
・屋根塗装
・カバー工法
・葺き替え工法 があります。
・工場や倉庫にカバー工法をおすすめする理由
・カバー工法の参考価格
・実際の工場屋根カバー工法の事例
などについてお話していきたいと思います😊
工場や倉庫のスレート屋根はメンテナンスが必要!
工場や倉庫のスレート屋根は日々紫外線や雨水に晒され劣化しています。
工場で使用されているスレート屋根の多くは波型スレートと呼ばれる屋根材でセメントと繊維を混ぜ合わせ波型に成形したものです。
波型スレートは耐用年数25年と比較的長く耐火性や遮音性にも優れておりますが、その反面汚れが付着しやすく屋根材を固定しているボルト部分も錆びやすいといったデメリットもあります。
スレート屋根の劣化を放置する事のデメリット
では、工場や倉庫のスレート屋根の劣化を放置するとどのようなデメリットがあるのでしょうか?
雨漏り
工場や倉庫は築3.40年越えの建物も多いのではないでしょうか。その間一度も屋根のメンテナンスをされていない場合、屋根の汚れやカビ、錆びはどんどんたまり防水性も低下していきます。
防水性が低下することで屋根を雨から守る効果はなくなり少しづつ水や湿気が屋根に溜まってしまいます。
また、屋根を固定しているボルト部分の緩みや錆びから雨水が侵入することも…。
そうなれば雨漏りが発生してしまうリスクがあります。
雨漏りが発生してしまいますと、もしかしたら大事な商品が濡れてしまうかもしれませんし、設備や機械の故障にも繋がりかねません。
建物の腐敗
屋根の防水性が低下し中の下地や木材にまで雨水が浸透してしまいますと建物の腐敗が起こってしまいます。
建物の腐敗が起こると周りの部材が落下する恐れがあり大変危険です。また、建物自体の寿命もどんどん短くなり大切な工場や倉庫の強度にも影響します。
建物の一番の天敵は水分、屋根の防水性が低下し雨漏りや腐敗が起こる前にメンテナンスを行うことはとても大切です!
工場や倉庫にはカバー工法でのメンテナンスがおすすめ
屋根の劣化を放置してはいけない理由はわかりました。では、どのようなメンテナンス方法がおすすめなのでしょうか?
屋根の劣化がそれほど激しくなく雨漏りなど不具合を起こしていない場合は、屋根塗装でのメンテナンスが可能な場合があります。
しかし雨漏りが既に起こっていて何かしら不具合がある場合はカバー工法での屋根メンテナンスをおすすめしております。
※劣化がより激しい場合は葺き替え工法をおすすめ。しかし工場や倉庫では稼働を止められないためあまり施工されません。
カバー工法とは?
カバー工法とは既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せる工法のことです。
既存の古い屋根を撤去しないので手間や費用を抑えることができます。カバー工法のメリットやカバー工法をおすすめする理由は次項でご説明させて頂きます😊
カバー工法にはガルバニウム鋼板がおすすめ
カバー工法の際によく使用される屋根材はガルバニウム鋼板という屋根材です。
ガルバニウム鋼板ってなに?
ガルバニウムという合金でメッキされた鉄で出来ている屋根材のことで金属屋根に分類されます。
※ガルバニウム鋼板の構造
ガルバニウム鋼板の寿命は25年~30年、正しくメンテナンスを行えば長い耐久性が期待できます。
またガルバニウム鋼板は非常に軽量にできているため耐震性に優れた屋根材です。
とても軽量に出来ているため、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せるカバー工法に向いており建物の負担を少なくメンテナンスすることが可能です。
▼参考記事
アイジー工業のスーパーガルテクトとニチハの横暖ルーフを比較
工場や倉庫のスレート屋根にカバー工法をおすすめする理由
ここまでカバー工法についてお話させて頂きました。では、なぜ工場や倉庫の屋根にカバー工法でのメンテナンスをおすすめするのかご説明させて頂きたいと思います😊
理由1.アスベストを含有している可能性があるから
築年数が数十年経過している工場や倉庫の屋根にはアスベストが使用されている可能性があります。
アスベストは人体に悪影響を与える物質であり、数年前テレビなどでもよく報道されました。
アスベストは屋根や外壁に定着していれば問題はありません。しかし飛散してしまえば人体に悪影響をもたらします。つまり屋根工事の解体の際にアスベストを飛散させない事が重要です。また、アスベストの破棄には多額の費用がかかってしまいます。
こういったことから、既存の屋根材の上から新しい屋根材を被せるカバー工法は、アスベストの飛散防止も出来るためおすすめしております。
理由2.工場の稼働を止めなくてもいいから
葺き替え工法の場合、屋根材を全て撤去し粉じんや埃などが工場内に舞ってしまい工場の稼働を停止することがほとんどです。
しかしカバー工法は既存の屋根材をそのまま使用しますので工場の稼働を止めることなく工事期間中も普段と変わらず運営することが可能です。
理由3.費用の負担が少ないから
カバー工法は既存の屋根材を残しながら施工するため、屋根材の撤去費用や廃材破棄費用がかかりません。
そのため葺き替え工法と比べても費用の負担は抑えることが出来ます。
理由4.工期が短いから
カバー工法では既存屋根の解体や撤去がいらないため、その分葺き替え工法よりもかなり工期は短くすみます。
工場の稼働や人の動きを止めず、早く屋根工事を終えたいお客様にとって大きなメリットだと言えます。
理由5.防音性や防水性が高まるから
カバー工法は屋根が二重になるため防音性や防水性が高まります。
特に音が大きな設備を持つ工場などにはおすすめできるのではないでしょうか😊
理由6.環境にやさしいから
先程もお話させて頂きました通り、カバー工法は屋根のアスベスト飛散や不要な廃材の発生の心配がありません。
つまり環境にも人にも優しい屋根のメンテナンス方法であるとも言えます。
堺市での工場スレート屋根のカバー工法の事例
こちらに堺市の工場の実際の施工事例が詳しく掲載されております。ぜひご一読ください😊
堺市の工場でカバー工法をご依頼いただいたきっかけは?
以前から雨漏りが何度かあり、ご自身で補修されていたそうですがなかなか直らなかったためご依頼いただきました。
工場スレート屋根のカバー工法・価格など基本情報
築年数 | 約30年 |
面積 | 約600㎡ |
工事期間 | 20日間 |
価格 | 約700万円 |
使用材料 | エバールーフやまなみ (ガルバニウム鋼板) |
使用カラー | ニクスカラー (RM017) |
工場や倉庫のスレート屋根にはカバー工法を【まとめ】
・工場や倉庫屋根の劣化を放置していると雨漏り等の原因に
・アスベスト含有の可能性がある工場にはカバー工法がおすすめ
・カバー工法は工場の稼働を止めなくても大丈夫!
・工期が短く費用も抑えることができる
・既存屋根の上から新しい屋根を被せるので防音性や防水性はばっちり!
南大阪ペイントセンターでは工場や倉庫のメンテナンスも喜んでお受け致します。豊富な知識を持ったスタッフがおりますのでお気軽にご相談くださいね😊
お問合せ:こちらから(24時間受付中)
TEL:0120-306-912(9時~18時 日曜・祝日除く)
LINE ID:@098mtvpx
最後までお読みいただきありがとうございました!