こんにちは!南大阪ペイントセンターキタヤマです
・従業員の熱中症が心配
・熱や暑さに商品がやられないか心配
・経費を抑えながら猛暑対策したい これらのお悩みにぜひおすすめしたいのが屋根の遮熱塗装です!
こちらのコラムでは、
・遮熱塗料について
・工場の暑さ対策に折板屋根の遮熱塗装をおすすめする理由
・おすすめの遮熱塗料や実際の施工事例
などについてお話していきたいと思いますのでぜひご一読ください😊
1. 工場の暑さ対策に遮熱塗装をおすすめする理由
理由1.維持費が安い
理由2.補助金を活用できる
理由3.屋根表面温度と室内温度が下がる
理由4.エアコンの節電ができる
2. 遮熱塗装って本当に涼しくなる?
2-1.そもそも遮熱塗料とは?
2-2.遮熱塗料の参考価格帯
2-3.遮熱塗料を使った実験結果のご紹介
1. 工場の暑さ対策に遮熱塗装をおすすめする理由
工場の暑さ対策に遮熱塗装をおすすめする4つの理由をお話していきたいと思います😊
理由1. 維持費が安い
屋根塗装は基本的に10年に一度行うことを推奨しております。
つまり10年の間それ意外の費用は必要ありません。冷房の場合、取付工事費の他にも電気代がその都度かかってきますが屋根塗装は初期費用のみで維持費はかかりません。
理由2. 補助金を活用できる
屋根塗装で補助金を受けられるパターンは主に「省エネ改修補助金」「リフォーム資金助成」があります。
遮熱塗料は省エネ塗料に分類されるため、遮熱塗料を使用した塗装工事に対し補助金制度を設けている自治体もあります。
お住まいの自治体により補助金の有無や詳細条件は異なってきますので、自治体担当窓口にお問合せいただくか、「地方公共団体におけるリフォームに係わる支援制度検索サイト」での検索がお勧めです。
なお、助成金や補助金はほとんどの場合期限が定められています。予算の上限に達し次第予定期限よりも早く締め切られる場合もありますのでご注意ください。
理由3. 屋根表面温度と室内温度が下がる
工場の暑さ対策に遮熱塗装をおすすめする主な理由のひとつは、やはり屋根表面温度と室内温度が下がるためです。
屋根の表面で-15~20℃、室内温度で-2.3℃下がるとされており、通常塗料に比べ付加価値のある塗装工事になります。
理由4. エアコンの節電ができる
理由1でもお話させて頂きましたとおり、一度塗装してしまえば次回のメンテナンスまでの維持費はかからず、さらに理由3で述べました室内温度低下が見込まれることからエアコンの設定温度もさがり節電にも繋がると言えます。
2. 遮熱塗装って本当に涼しくなる?
2-1. そもそも遮熱塗料とは?
遮熱塗料とは屋根や外壁に塗る事で太陽の熱を反射し建物への熱の浸透率を下げる効果がある塗料のことをいいます。
特に熱伝導率の高い金属で出来ている折板屋根には効果が高く工場や倉庫などでよく使用されます。
実は遮熱塗料は色によっても効果が異なります。
※遮熱塗料アレスクールの色見本
色見本の下に番号が記載されています。これは熱反射率を表した数字です。
5:80%
4:70%
3:60%
2:50%
1:40%
2-2. 遮熱塗料の参考価格帯
塗料種類 | 耐用年数 | 保証期間 | 30坪(屋根面積約70㎡)の料金目安 | 平均単価 |
シリコン | 7~10年 | 5年 | 12~17万 | 2300円/㎡ |
遮熱シリコン | 10~15年 | 7年 | 15~20万 | 2700円/㎡ |
遮熱フッソ | 12~17年 | 10年 | 20~25万 | 3300円/㎡ |
ガイナ | 15~20年 | 10年 | 20~25万 | 3400円/㎡ |
こちらが南大阪ペイントセンターの屋根塗装参考価格です。遮熱塗料にもランクや種類がございます。詳しくはスタッフまでお問合せください。
2-3. 遮熱塗料を使った実験結果のご紹介
「そうは言っても本当に熱を反射させるの?」「反射したとしても体感温度はそれほど変わらないんじゃないの?」
実際に遮熱塗料を使って実験した様子をご紹介したいと思います😊
※関西ペイントHPより抜粋・塗色コーヒーブラウン色
遮熱塗料の一つ、アレスクールでの実験です。
左のグラフは分光反射率を表したものです。(分光反射率とは反射した光束の密度と、入射した光束の密度との比のことを表します。)
一般の塗料に比べ熱をかなり反射していることがわかります。
右のグラフは一般塗料とアレスクールで塗り分けた屋根をサーモグラフィーで確認した様子です。遮熱塗装をした部分としていない部分とでは約14℃の差がありました。
このように遮熱塗装をすることで工場の猛暑対策がかなり期待されますね!
では、次項では実際に南大阪ペイントセンターで施工させて頂きました工場折板屋根の遮熱塗装工事についてご紹介したいと思います。
3. 遮熱塗装での工場メンテナンス施工事例
3-1. 折板屋根の寿命と劣化サイン
折板屋根とは工場や倉庫でよく見られる断面の構造に重点を置いて作られた金属製の屋根材です。
その寿命は約15年で赤さびや孔あきなどの劣化症状が見られることが多いです。放置しているとどんどん劣化は進みます。雨漏りの原因にもなりますので15年以上経過、もしくは屋根の劣化が激しい場合はメンテナンスをするようにしましょう。
3-2. 松原市の工場:遮熱塗装工事の工程
工場基本データ | |
屋根面積 | 166㎡(折板屋根) |
下塗り塗料 | 関西ペイント アレスクールプライマー |
中・上塗り塗料 | 関西ペイント アレスクール2液SI |
価格 | 約33万円(+足場代等かかります) |
1:高圧洗浄機での洗浄
まずは業務用高圧洗浄機を使って屋根に付着したゴミや汚れを落としていきます。
2:ケレン
洗浄が終わりましたら、ケレンで屋根の表面を磨いていきます。
ケレンをすることでこの後に塗る塗料と屋根表面の密着度がアップし、仕上がりも良くなります。
アレスクールプライマーでの下塗り
ケレンが終わりましたら、次は下塗りです。基本的に屋根塗装は下塗り→中塗り→上塗りの三回塗りを行います。今回使用した下塗り材は遮熱塗料の関西ペイント製アレスクールプライマーです。
アレスクールプライマーは折版屋根の一番の天敵・錆びを防止する防食性に優れた遮熱塗料です。
中塗り・上塗り
下塗りが完了しましたらいよいよ仕上げに取り掛かります。
中塗りと上塗りは基本的には同じ塗料を使用します。今回使用したのは関西ペイント製アレスクール2液SIです。
屋根用高日射反射率塗料と呼ばれ、高い遮熱効果を誇ります。
中塗りと上塗りでは使用する塗料は同じですが、お色だけ少し変えて塗布します。その理由は塗り残しや塗りムラを防ぐためです。
遮熱塗料での工場折板屋根塗装 完成です!
松原市での折板屋根の工場に遮熱塗料での塗装工事完成しました!これで暑さ対策はばっちりです!
4. 工場の折板屋根におすすめしたい遮熱塗料
ここからは、工場の折板屋根におすすめしたい遮熱塗料をご紹介していきます。
ミラクール(株式会社ミラクール)
高い耐久性を持ち遮熱性にも富んだ塗料です。工場や店舗、オフィスなどでよく使用されています。
ガイナ(日進産業)
宇宙航空研究開発機構の断熱特許を持ち、断熱(熱を封じ込める)+遮熱(熱を反射させる)の効果をもつ塗料です。
アレスクール(関西ペイント)
防腐性と遮熱性に富んだ塗料です。今回の施工事例でもご紹介させて頂いた塗料です。
サーモアイ(日本ペイント)
屋根から室内への熱侵入を抑える遮熱塗料です。
その他にも多数塗料がございます。塗料のご相談もお気軽にお任せください!
5. 工場の折板屋根には遮熱塗料をおすすめ:まとめ
・工場内の温度がすごく高い
・従業員の熱中症が心配
・熱や暑さに商品がやられないか心配
・経費を抑えながら猛暑対策したい
これらのお悩みをお持ちの工場経営の方、一度遮熱塗料での屋根塗装をご検討されてみてはいかがでしょうか?
ご相談だけでも喜んでお受けしています
南大阪ペイントセンターでは一般のお宅の他に、工場や倉庫・会社や店舗の外壁屋根リフォームも承っております。ご相談だけでももちろん大歓迎!お気軽にお問合せください😊
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