こんにちは!
南大阪ペイントセンターキタヤマです
立派な日本瓦や重厚感のある門構え、独特な和のテイストを持つ和風住宅。
意外と難しいのが外壁塗装の色決めや配色です。
・メンテナンスが必要な外壁の劣化状態
・和風住宅や和モダンのお宅での外壁塗装のポイント
・色選びや配色のコツ
・和風住宅の魅力を活かしつつ外壁塗装を成功させるための基本情報 など
和風住宅の外壁塗装をご検討中の方や色選びで難航されている方のご不安やお悩みを解消できる記事です。ぜひご参考にお読みください😊
和風住宅の外壁塗装について:目次
1. 和風住宅で人気のある色
2. 和風住宅の魅力と注意点
2-1. 自然素材を活かした和風住宅の魅力
2-2. 自然素材だからこその注意点
3. 和風の家でよく使われる建材とその劣化症状
3-1.瓦
3-2.モルタル壁
3-3.軒天、破風板、などの木材
4. 和風住宅の外壁塗装で押さえておきたいポイント
Point1. 和風住宅本来の印象を崩さないこと
Point2. 配色やバランスに気を付ける
Point3. カラーシミュレーションの活用
5. 和風住宅の外壁塗装の施工事例
6. 和風住宅の魅力を外壁塗装に活かそう!まとめ
1. 和風住宅で人気のある色
和風住宅の外壁塗装では、和風の雰囲気を活かした彩度の低い伝統色の活用が人気です。
※彩度が低い…くすみがかかった落ち着いた色
※彩度が高い…真っ赤や真っ青、ポップな色
和風住宅での人気色のご紹介をしていきたいと思います。
※お使いの端末によって色の見え方が異なる場合があります。ご了承ください。
KP-131(関西ペイント アレスアクアシリコン淡彩色)
KP-170(関西ペイント コスモシリコン)
KP-352(関西ペイント アレスダイナミックTOP)
AC-1492(エスケー化研 ベルアート)
AC-1503(エスケー化研・ベルアート)
このように、和風住宅では伝統色を基本にシックなブラウンや、少しくすみのかかった黄色や白っぽいお色が人気です。
また彩度が低く、ややくすんだ落ち着いた色味が多い傾向にあり和風住宅の外壁塗装では失敗の少ない色だとされています。
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2.和風住宅の魅力と注意点
2-1.自然素材を活かした和風住宅の魅力
和風住宅の最大の魅力は、日本独自の気候や風土に合わせた自然素材を活用したところではないでしょうか。
立派な日本瓦や重厚感のある門構え、独特な和のテイストを持つ和風住宅、さらに本格的な和風建築以外にも和の伝統と洋のモダンスタイルを融合させた和モダンも魅力たっぷりの住宅様式ですよね!
2-2. 自然素材だからこその注意点
しかし、和風住宅の多くは木造建築で、使用する建材の一部も木部を使用しており適切なメンテナンスを行わないと建物の腐敗や雨漏りに繋がるリスクもあるのです。
次項では、和風の家でよく使われる建材とよくある劣化症状についてもお話していきたいと思います。
3. 和風の家でよく使われる建材と劣化症状
瓦
和風住宅の屋根はほとんど瓦です。和風住宅の外壁塗装を行う際には、この瓦屋根との相性やバランスも加味しながら色決めを行うとよいでしょう。
瓦は定期的なメンテナンスを行えばその寿命は50年以上と屋根材の中でもトップクラスの耐久性です。しかし近年の大型台風の影響で瓦のズレや割れ、棟瓦の損傷などの被害も多くみられます。
こちらの赤丸は瓦がズレて隙間があいてしまっている様子です。この隙間から雨水が侵入し中の下地にまで浸透してしまうと建物の腐敗や雨漏りの原因にもなりますので要注意です。
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モルタルの外壁
和風住宅ではモルタルの外壁を使用しているお宅も多いのではないでしょうか。
モルタル外壁はリシン仕上げ・スタッコ仕上げ・ボンタイルといった塗り方や仕上げ方によって風合いが変わり、職人の技術や力量にもよって特徴が異なってきます。
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また、モルタル外壁は特性上クラック(ひび割れ)が起きやすく定期的なメンテナンスが必要な外壁材です。
クラックには、構造クラック(幅0.3mm以上の大きなひび割れ)とヘアークラック(幅0.3mm以下の小さなひび割れ)があります。
構造クラックは隙間から雨水が侵入してしまうと建物の腐敗や雨漏りの原因に!早急なメンテナンスを!
ヘアークラックのような小さなひび割れでも放置は厳禁。大掛かりな工事になる前に業者に相談しましょう。
クラック=雨漏り・外壁の劣化が加速
ではクラックのメンテナンス方法は?こちらにクラック補修の様子を掲載しております。詳しくはこちらからご覧ください😊
軒天、破風板、鼻隠し、面格子などの木材
和風住宅や和モダンのお宅では様々な箇所に木材が使用されています。木材が自然な和のテイストを演出し、この木材がもつ自然な色や木目を邪魔しない外壁塗装の色や配色が大切です。
また、木材は雨や紫外線の影響で腐食し耐久性が低下しています。木材部分の建材は専用の防腐処理をするようにしましょう。
※劣化した軒天(木材)
4. 和風住宅の外壁塗装で押さえておきたいポイント
ここまで和風住宅の外壁塗装での人気色や失敗しない色や、和風住宅の魅力と代表的な劣化症状についてお話してきました。
ここからは和風住宅の外壁塗装を行う際に押さえておきたいポイントについてお話したいと思います😊
Point1. 和風住宅本来の印象を崩さないこと
和風住宅や和モダンのお宅では前項でもお話させて頂きましたとおり、破風板や鼻隠しなどあらゆる箇所で木材や木目調の建材を使用しています。
もし通常の塗料で塗布してしまえば、木材本来の自然な温かみや和風テイストが打ち消されてしまうことも…。(和風テイストの醍醐味を打ち消してしまうのはもったいない!!)
そこで和風住宅の外壁塗装では、木目を活かす浸透型塗料の使用をおすすめしております。
木材の内部まで塗料が浸透し、木材の一番の敵・水分や紫外線から守り劣化を防いでくれる塗料です。
表面には塗膜が形成されないので木材や木目本来の美しさを引き立たせることができます。
Point2. 配色やバランスに気をつける
Point1でも言えることなのですが、和風住宅や和モダンのお宅では洋風住宅に比べ配色やバランスが家全体のイメージを印象付ける重要なものと言えます。
木材とのバランス・瓦屋根とのバランスなどを意識し全体の調和を大切にすると、家全体が落ち着いた和風の雰囲気に仕上げられるかと思います。
そこでおすすめしたいのがカラーシミュレーションです!
Point3. カラーシミュレーションの活用
Point2で、配色やバランスが和風住宅の外壁塗装では大切なポイントであるとお話しました。しかし配色やバランスは頭の中でイメージしにくいですよね…。そんな時にぜひご活用して頂きたいのがカラーシミュレーションです。
カラーシミュレーションとは、お客様のお宅のお写真を加工して塗装完了後の全体像をイメージできるという便利なものです。
和風住宅の外壁塗装を行う前はぜひこのカラーシミュレーションをご活用ください😊
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外壁塗装の色デザインを決める際に使えるカラーシミュレーション
ちなみに…南大阪ペイントセンターではカラーシミュレーションの他に豊富な色見本もご用意しております。
※ショールームの色見本の様子
5. 和風住宅の外壁塗装の施工事例
南大阪ペイントセンターでは和風住宅の外壁塗装工事を数多くさせていただきました。その中でも数軒ご参考までに掲載させて頂きたいと思います。ぜひご覧ください。
6. 和風住宅の魅力を外壁塗装に活かそう!まとめ
和風住宅は自然素材を活かした温かみのある印象で、適切なメンテナンスを行いつつ今後も残しておきたい日本独自の建物です。
和風住宅の外壁塗装で重要なのは色決めと配色やバランスです。その他にも和風住宅の外壁塗装で何かわからない事や疑問に感じたことなどあれば、お気軽にご相談くださいね😊
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