こんにちは!南大阪ペイントセンターキタヤマです
前回、こちらの記事で外壁塗装の模様の一つ、『ゆず肌仕上げ』についてお話させていただきました。
関連記事:外壁塗装の模様【ゆず肌仕上げ】ってなに?詳しくお話します
今回のこちらの記事では、続編として外壁塗装の模様の一つ、『スタッコ仕上げ』についてお話したいと思います😊
「スタッコ仕上げってなに?」「スタッコ仕上げの特徴が知りたい」などスタッコ仕上げにご興味のある方や、外壁塗装をご検討中の方はぜひご一読ください!
スタッコ仕上げってなに?目次
1. スタッコ仕上げってどんな外壁塗装の模様?
スタッコ仕上げとは、モルタル外壁などに表面に模様をつける方法のひとつです。
セメントや塗料、砂などの骨材を混ぜて仕上げていきます。お写真を見てもわかるようにボコボコとした表面で塗膜も厚いのが特徴の一つです。
スタッコ仕上げには
・吹き付け塗装
・コテ塗りの2種類ございます。
2. 吹き付け塗装について
吹き付け塗装とは、ガンと呼ばれる吹付スプレー器具を使用し塗装していく工法です。
吹き付け塗装には吹き付けたまま仕上げになる「吹き放し仕上げ」と、ガンで吹き付けたあとコテやローラーで押さえる「ヘッドカット凸部処理)」があります。
同じ吹き付け塗装でリシン仕上げという仕上げ方法もございます。スタッコ仕上げはリシン仕上げに比べさらに大きな凹凸で厚みも厚くなります。
関連記事:松原市外壁塗装 リシン仕上げとは?特徴と注意点について
3. コテ塗りについて
コテ塗りとは職人がコテを使用し塗っていく工法のことです。コテで模様をかたどっていきますので唯一無二の意匠性の高いデザインができます。
4. スタッコ仕上げのメリット・デメリット
スタッコ仕上げのメリット
✓デザイン性の高さ
スタッコ仕上げはデザイン性の高いオリジナルの模様を仕上げることが出来るのが最大のメリットと言えます。
✓耐久性が長い
塗膜に厚みがあるため耐久性が10年以上と比較的長いです。
スタッコ仕上げのデメリット
✓汚れが付着しやすい
スタッコ仕上げは表面がボコボコしているため、凹凸部分に汚れが付着しやすいです。
✓外壁塗装塗り替えの際、塗料の量が2倍必要
凹凸が激しくその隙間もきちんと埋めていかないといけないため塗料の消費が多くなります。
5. スタッコ仕上げでよく見られる劣化症状
スタッコ仕上げでよく見られる劣化症状についてお話したいと思います。
汚れ
先程のデメリットでもお伝えしました通り、スタッコ仕上げはボコボコの表面が特徴であり凹凸の部分に汚れが溜まりやすいのです。
高圧洗浄機での洗浄をおすすめします。
塗膜の膨れ
スタッコ仕上げの凹凸は汚れの他にも空気を溜め込みやすいという特徴があります。その為、技術のない職人が施工してしまい施工不良により膨れが生じてしまうことがあります。
膨れが生じた塗膜は外壁を守る機能が低下してしまい雨風や紫外線から守る力はありません。スタッコ仕上げを施工する場合は職人の技術力も査定しておきましょう。
ひび割れ
モルタル壁はひび割れが起こりやすい外壁です。
ひび割れにはヘアークラックとよばれる幅0.3mm以下のひび割れと、構造クラックと呼ばれる幅0.3mm以上のひび割れがあります。
地震などによる突発的な影響や、日々の乾燥・収縮の繰り返しによる影響が原因とされています。ヘアークラックの場合それほど心配する必要はありません。しかし、構造クラックの場合雨漏りの原因にもなり得るので早急なメンテナンスが必要になってきます。
関連記事:松原市 外壁のひび割れ(クラック)を補修Vカット補修のご依頼
剥がれ
耐久年数に達する前のスタッコ仕上げの剥がれの原因は、主に塗料の密着不足が原因であるとされています。
塗装をする際の適切な乾燥時間や上塗り材と相性のいい下塗り材の選定などが左右します。
6. スタッコ仕上げってどんな外壁塗装の模様?まとめ
いかがでしたでしょうか?外壁塗装は安い買い物ではありません。だからこそ納得のいく仕上がりにしましょう😊
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