屋上防水工事 | |
和泉市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 和泉市 | 築年数 | 15年 |
価格 | 30万円 | 工事期間 | 3日間 |
塗料名 | ビュートップ | 塗料種別 | 田島ルーフィング 塩ビシート |
面積 | m2 | カラー | |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
築年数 | 15年 | 工事期間 | 3日間 |
塗料名 | ビュートップ | 塗料種別 | 田島ルーフィング 塩ビシート |
面積 | m2 | カラー | |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
和泉市にて屋上防水工事を施工させて頂きました様子を掲載しております。建物における屋上とは、傾き(勾配)が付いていない平らな屋根形状の事を指します。屋上(陸屋根)と呼び方をされる事もあり、デザイン性に優れた人気の高い屋根形状です。
屋上として様々な使い方が出来る有効スペースですが、デメリットとしては、勾配がしっかりついている三角屋根とは違い、雨水を受け流す事が出来ない為、水捌けが悪く雨漏りしやすいという点があげられます。
屋上や陸屋根は、家屋の中でも雨漏りリスクが高い場所である為、通常必ず防水処理がなされています。
快適な屋上スペースとして長く活用するなら、屋上防水工事が必要不可欠といえますね。もしも、防水処理が何もなされていなかったら…雨漏りし放題の住宅になってしまうと言う事です。
今回施工させて頂きました屋上防水の様子、屋上防水工事を行うべき劣化の症状も含めてご紹介させて頂きます!!
▼和泉市の外壁塗装についてはこちらの記事で解説をしています▼
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和泉市にて屋上防水工事施工【塩ビシート防水を採用】
こちらが屋上防水工事を施工する前の現状です。こちらの屋上にはもともとFRP防水工事が施工されていました。以前の防水工事より15年程経過しているとの事で、水捌けが悪く、雨が降った後にはいつも同じ箇所に水たまりが出来てしまっている状態です。
FRP防水とは・・・木やコンクリートで形成された床面にFRPシートというプラスチック系のシートを敷き、上から樹脂を塗り広げて硬化させる事で被膜防水層を形成させる防水工法です。そのままでは紫外線に弱い為、トップコートを塗布して保護しています。強靭な防水性能に加え、強度と軽さが同時に実現できる防水工法です。
屋上防水(既存の防水層を捲っての水抜き)
遠くから見ると防水層の捲れや浮きなどは特に目立ってなかったのですが、近寄って見ると「水捌けが悪く水たまりが出来る」とお聞きしていた箇所には細かな膨れがあり、手で触ると防水層の下に明らかに水を含んでいる様な状態でした。
前回の防水工事から15年経っていると言う事でしたが、幸い現状での雨漏りは起こっていませんでした。
しかし、確実に防水効果は薄れておりますので、トップコート塗膜を塗り直すだけではなく、防水層のリフォームもしっかり行って行きます。
雨漏りの要因になりやすい排水ドレン
屋上の排水ドレンです。この部分の劣化も雨漏りに繋がる大きな要因になりますので、しっかり補修を行うべきポイントです。
屋上や陸屋根といった平らな部分は、元々の構造上水捌けが悪いというご説明はしましたね。屋上の排水ドレンには、雨水と共に埃や砂泥なども流れこんできますので、特に劣化が激しい部分です。屋上防水の表面もひび割れを起こし、サビなどが広がっているのも確認出来ますね。
屋上塩ビシート防水工事施工
今回屋上防水工事で採用させていただきます工法は、塩ビシート防水工事です。この塩ビシート防水工事の一番大きな特徴としては、下地が傷んだ状態でも簡単な下地処理を行うだけで施工する事が出来るという点です。
元々の防水層の撤去など余分なコストがかからない分、処分にかかるコストを抑える事が出来るというメリットがあります。
耐久性も非常に高く、建物への負担も軽いうえ、抜群な防水効果を発揮してくれるので非常に人気の高い防水工事なんです。
塩ビシート防水の施工方法にも「密着工法」と「機械固定工法」という2種類の工法があります。
密着工法
・下地に直接、防水シートを貼り付けていく工法です。
・シートが完全に下地に密着しているので、耐風圧性に優れています。
・下地の乾燥を十分に行うなど、施工出来る条件に注意が必要です。
機械固定工法
・固定ディスクを使用し、防水シートを固定する工法です。
・下地の影響を受けにくく、どんな状態の下地でも被せて施工する事とが可能です。
・密着工法に比べ、溶剤系接着剤の使用が大幅に少ない。
屋上塩ビシート防水工事(機械固定工法)
今回は、下地の影響を受けにくい「機械固定工法」を採用させて頂きました。水抜き・清掃・下地処理を行った後、まずは絶縁シートと呼ばれるシートを防水面全面に張りつけます。
防水下地と防水層の間に貼る事で、湿気を逃し、下地に密着させる事無く防水層を形成する事が出来ます。シート上の印がある部分にディスク盤を取付けて固定していきます。
シート防水のポイントはジョイント部の収まり
塩ビシートを全面に張り込んでいきます。塩化ビニル樹脂を主成分とした防水シートです。これも絶縁シート同様に防水面全体に張り付けます。シートとシートが重なる部分には溶着剤(接着剤)を塗り込み張り付けていきます。
先程取り付けたディスク盤と塩ビシートを写真の器械で熱癒着させてくっつけます。
防水の弱点と言えばコーナー部「入隅」や「出隅」です。このコーナー部分は破断や水漏れなどのトラブルが発生しやすい部分でもある為、最も注意してパッチ処理を行います。
塩ビシート端部は金物抑えにて固定
屋上防水、塩ビシート端部に雨抑え金具を取付け。立ち上がり部分にはコーキングを打ち、雨水の侵入経路にならないようにしっかり処理しておきます。
屋上塩ビシート防水(立ち上がり部コーキング)
このコーキング処理を確実に行わないと、コーキングの切れ目から雨水が侵入し、防水層の下に入ってしまう可能性もあります。
そうなると折角の屋上防水工事完工が台無しですね…
屋上防水工事のポイント(改修ドレン取付け)
劣化の激しかった排水ドレン部分も「改修ドレン」を被せて補修しております。既存のドレンの上に新たにドレンを被せて行う活気的な補修方法です。
屋上防水工事(笠木ジョイント部からの雨漏りにも注意)
雨水の侵入経路になりやすい箇所、笠木のジョイント部分にもコーキングを打ち、雨漏りをリスクを防ぎます。
笠木ジョイントコーキング処理
屋上やベランダの笠木には、デザイン性を高めるという役割の他、雨垂れ防止や手すり壁内部に雨水が侵入するのを防ぐ役割を担っています。雨水の侵入リスクの高い笠木部分のジョイントのコーキング劣化、ひび割れ等の有無にも注意しておくと良いですね。
和泉市の屋上防水工事完工
これで、今回の和泉市にて屋上防水工事完工致しました(*^^*) とても使いやすく、快適な屋上になったと大変喜んで頂きました。
今回行いました塩ビシート防水の耐用年数は15~20年前後で高耐久ではありますが、定期的な点検と排水ドレンのこまめな清掃などを心掛け、長くお使い頂きたいと思います。
また、弊社では施工後のアフターフォローもしっかり行っておりますので、お困り事などいつでもお問い合わせ下さいね。
各種防水工事をうけ賜っております
弊社では、今回行いましたシート防水に加え、FRP防水・ウレタン防水・アスファルト防水など各種、防水工事を行っております。
防水層がある事で大切な建物を雨漏り被害などから守り、耐久性を高める事が出来ます。防水工事の必要性を知る事で、必要なメンテナンスの時期や劣化症状等も把握する事が出来るかと思いますので防水工事の必要性とは?こちらも確認してみて下さいね。