東大阪市にて、波板張り替え交換を行いました。既存の波板は塩ビ製でした。状態を確認させて頂いた結果、かなり劣化していて硬化しており今にも割れてしまいそうでした。今回は「塩ビ製波板」から「ポリカーボネート製波板」に張り替え交換をさせて頂くことになりました。波板交換の際雨樋にコケやごみが溜まっていたので掃除もさせて頂きました。その様子をご紹介していきます!
まずは既存の波板を撤去していきます
張り替える前の波板は「塩ビ製波板」です。塩ビ製波板は以前はよくテラス屋根などで使用されることが多かったんですが、現在は「ポリカーボネート製波板」が使用されることが多くなっています。塩ビ製波板とは、安価なので手に入れやすく目隠し効果があり、柔軟性があるので加工しやすいのですが、劣化しやすい為長期の使用には向いていません。長期の使用により、紫外線や夏の影響を受けて変形、変色がみられ、劣化すると固くなって割れてきます。割れてしまってからでは遅いです。劣化が見られたら、早めに波板交換をおススメです。
既存の塩ビ製波板を取り外しました。波板をめくると雨樋にびっしりとコケが生えていました。何年も波板を交換していないとこのようにコケが生えてしまったり、ごみが溜まっています。雨樋部分は雨をうけるためのものなので湿気が多くなってしまい、コケが生えやすくなっています。こうなると雨樋の役割が果たせません。このように波板をめくらないと見えない箇所ですよね。なので、波板を張り替える際は必ずこの雨樋の掃除も行います。
波板交換と一緒に雨樋も掃除もします
まずは溜まっているコケやごみを取り除いていきます。綺麗に取り除いた後、一度水を流してみてスムーズに流れてくれれば掃除完了になります。
雨樋はお住まいが腐食することを避けるといった役割があります。腐食が進んでしまえばお住まいの寿命も短くしてしまいます。室内に雨漏りしている形跡もないし、問題ないと言って雨樋のつまりを放置しておくと後に大変なことになってしまうので気を付けましょう!
塩ビ製波板からポリカーボネート製の波板に交換
波板張り替え交換が完了しました。今回交換させて頂いた際に使った波板は「ポリカーボネート」になります。ポリカ波板などとも呼ばれます。ポリカーボネートは優れた耐久性を持ち、衝撃に強く、透明度も高いです。加工しやすさも特徴です。ポリカーボネートは透明のプラスチック素材の中でも耐衝撃強度が最高クラスと言われています。衝撃に強いですが、アクリルカッターや金切りハサミなどを入れれば普通に普通に裁断することができます。表面は柔らかく、傷つきやすい為扱い方にも注意が必要です。
ポリカーボネート製の波板は透明度も高いので、張り替え終えると以前より明るいのがわかりますね!屋根が明るくなると、部屋も明るくなっていいですよね♪これから長期にわたって使用していくので、波板の張り替えで特に指定がない場合はこのポリカーボネートへの張り替えをご提案させて頂いてます。
今回のようなベランダ屋根やカーポートの張り替え、修理のお問い合わせもお気軽にお寄せ下さいね!どんな些細なことでもしっかり対応させて頂きます(*^▽^*)♪