松原市にてカーポートの波板修理(全部交換)を実施させて頂いた様子をご紹介します。
今回は以下の内容をご紹介いたします。
・波板張替えの工程(ポリカ波板を使用)
・波板修理の価格
・カーポートの塗装(波板の土台)
波板修理の工程
波板修理前
波板張替え前のカーポート全体
波板修理前の様子です。今回はカーポートの屋根と壁の波板交換します。
波板にも様々な種類がありますが、元々こちらのお住まいで使用されている波板はFRP波板と言う波板です。
波板張替え前の既存FRP波板
近くでご覧頂くと、波板に細かい模様があるのがお分かり頂けますか?
これはFRP波板と特徴で、プラスチックにガラス繊維を混ぜて強化したものです。
FRP波板は強度自体はとても優秀です。しかしその反面素材の柔軟性が低いことから、少しの衝撃で割れてまう可能性が高く、経年劣化によるひび割れも起こしやすいです。
ひび割れなどの症状をそのままにしておくと、台風被害や強風などで波板が飛ばされやすくなったりと二次被害にもなりかねません。
耐用年数が過ぎた波板や既にひび割れている波板には早目の波板張替えがおすすめです。
今回波板修理に使用するポリカ波板
そこでこちらのポリカ波板(正式にはポリカーボネート波板)を今回の波板張替えに使用させて頂きます。
ポリカ波板の耐衝撃強度は、透明のプラスチック材料の中で最高クラスとも言われています。素材自体も柔らかい為、経年劣化によるひび割れや衝撃による割れはほとんど発生しません。
ポリカ波板の耐用年数は約10年。
そういった優れた耐久性の高さや耐用年数の長さから、近年では波板張替えにポリカ波板が多く普及されるようになりました。
波板修理(張替え)前のカーポート塗装
カーポート塗装前の研磨
こちらのカーポートはアルミ素材です。
本来アルミ素材は丈夫で錆びにくいという特性から塗装は必要ないと言われています。
しかし前回もカーポートの塗装をされており、塗膜の剥がれや劣化などが見られた為、今回塗装をさせて頂くことになりました。
アルミ材の塗装は下地処理なしで塗装を行ってもすぐに剝がれてくる可能性が高いです。
そこでしっかりアルミ材の錆を落とし、研磨を行い細かい傷をつけ、塗膜をひっかかりやすくする工程が非常に重要です。
この工程があるのとないのでは、塗膜の耐久性に格段の差が生まれます。
カーポートの塗装
研磨作業を終えると、土台となるカーポートの塗装を行います。
もちろん波板張替え後には中々難しい高所の清掃なども、しっかりとさせて頂きました。
ポリカ波板張替え
ポリカ波板張替え後のカーポート
土台となるアルミ枠の不具合がないかしっかりと最終確認をしてから、ポリカ波板張替えをさせて頂きました。
ポリカ波板張替えの際の注意点としては波板の山をしっかりと重ねることです。
実際に波板同士の山を1つしか重ねてないことから「波板張替えを行ってから雨漏りがする」という事例も存在します。
ポリカ波板張替えは2.5山以上重ねることが推奨されています。
こちらの波板張替え後の写真も3山重なりあってるのが、お分かり頂けますでしょうか。
波板張替えはDIY可能です
少し器用な方なら、DIYで波板張り替えは可能です。
波板交換の具体的な方法については、ホームセンターで貼り方マニュアルなどが置いている場合もあります。また、ネットで動画検索すれば簡単に見つかります。
ただし、ご注意ください。波板と土台の固定が不安定だと波板自体がすぐに飛ばされる危険性もありますし、高所作業にも危険が伴いますので、くれぐれも慎重に。
波板修理や交換の価格
今回の波板修理の価格をご紹介します。
カーポート波板全交換(約30枚)100,000円
塗装工事(カーポート支柱)15,000円
合計 115,000円
※消費税・施工費は含まれていません
参考価格
波板修理価格 1枚3000円〜(長さ1800mm*幅655mm 程度)
波板修理のご相談なら
波板修理や交換はご自分で行われる方もいらしゃいますが、自分で行うのは不安という場合、お知り合いなどや工務店にご相談されるのもいいと思います。
波板修理やあらゆる小工事も喜んでお引き受けいたします。お気軽にご連絡ください(^_^)
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