外壁屋根塗装 ALC目地コーキング 雨漏り修理 | |
大阪市西成区
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 大阪市西成区 | 築年数 | 31年 |
価格 | 250万円 | 工事期間 | 35日間 |
塗料名 | 日本ペイント オーデフレッシュSI | 塗料種別 | シリコン塗料 |
面積 | 650m2 | カラー | ND282 |
塗料名 | 屋根:ルーフペイント | 塗料種別 | 弱溶剤シリコン |
面積 | 99m2 | カラー | グレー |
築年数 | 31年 | 工事期間 | 35日間 |
塗料名 | 日本ペイント オーデフレッシュSI | 塗料種別 | シリコン塗料 |
面積 | 650m2 | カラー | ND282 |
塗料名 | 屋根:ルーフペイント | 塗料種別 | 弱溶剤シリコン |
面積 | 99m2 | カラー | グレー |
▼大阪市西成区の外壁塗装なら南大阪ペイントセンターへおまかせ下さい!▼
西成区の外壁塗装なら南大阪ペイントセンターへ依頼すべき7つの理由
大阪市西成区にて、築31年のALC外壁の賃貸マンションで慢性的に雨漏りが発生し、部分的な工事を行ってもすぐに雨漏りしてくるので、全体的なメンテナンス工事をとご依頼いただき、コーキング工事と外壁塗装・屋根塗装・雨漏り点検を行い、最終的に雨漏りを止めることが出来ましたので、工事内容をご紹介します。
慢性的に雨漏りが発生
お見積り時は満室でしたので室内の様子は確認できませんでしたが、5年程前から雨漏りが発生し始めたので、その都度お知り合いの大工さんに応急処置をお願いし、いったん治まるもののまたすぐに雨漏りが発生したり、別の箇所から雨漏りが発生したりを繰り返している状態でした。
前回塗り替えしたのが15年程前なので、そろそろ全面的に塗り替えを検討している時に、インターネット検索で見つけた南大阪ペイントセンターに無料点検・見積りをご依頼いただきました。
ALCの外壁はひび割れがたくさんあり、目地のコーキングも劣化して弾力が無くなり、割れて隙間が出来ている箇所もあります。
新築から一度もコーキング打ち替えをしていない為、目地の溝は十分深さがありますので、今回は増し打ち工法で行います。
一度増し打ちを行うと溝がほとんど埋まりますので、次回のコーキング打ち替えの際は撤去打ち替え工法が必須です。
雨漏りの原因
こちらは雨漏りしているお部屋の真上の瓦棒屋根です。サビが発生し汚れもかなり付着しています。
屋根の上に受水槽を固定していた架台があります。この架台は屋根に直接ボルトを打ち込んで固定されていたため、そのボルトの隙間から水が侵入していると思われます。
ボルト周辺や板金のつなぎ目をコーキングして隙間を埋めてから、屋根塗装をする雨漏り対策をします。
入居者様と近隣様へ工事のお知らせをしてから、工事スタートです。
工事スタート 目地コーキングから
最初の工事はALC目地のコーキングからです。
目地にプライマーを塗ってコーキングの密着を高めます。
次にコーキング剤を新たにたっぷりと充填し、ヘラで押さえてならして完了です。
これで目地の隙間は全て埋まり、建物が揺れてもその弾力性で割れを防ぎ、雨漏りから守ります。
窓に面格子が付いている箇所も、手を抜ずにきちんとコーキングします。
また外壁自体のひび割れもコーキングやモルタル補修しておきます。
塗装工事
コーキング工事が終われば次は外壁の高圧洗浄です。先にコーキング工事をすることで水の侵入の心配が無くなることと、雨漏りが止まっているかの確認も出来るので、コーキング工事→高圧洗浄という順番で進めていきます。
洗浄後、窓にビニールを貼って養生してから下塗りです。専用のローラーで厚みつけて塗る厚塗り波型工法で塗っていきます。弾力性のある下塗りを厚塗りすることで、後々のひび割れに強くなります。
そして中塗り上塗りと色を変えて塗っていきます。各工程で色を変えることで塗り残しを防ぎます。
外壁塗装完了です。このあと窓枠ににじんだ塗料のふき取りや、塗装のラインをキレイにまっすぐにするライン出し作業を行い、塗り残しのチェックをして外壁塗装完了となります。
鉄製の手摺はかなりサビが発生していましたので、通常の手作業の研磨作業+電動工具も使用してサビを落としていきます。
この研磨作用をケレンと言いますが、ケレン作業を丁寧にすることが長持ちするかしないかに大きく関わってきます。素人さんのDIYとプロの仕事との大きな違いと言えます。
そして下塗りとしてサビ止め塗料を塗ります。アルカリ成分の入った塗料でサビ=酸化するのを防ぐ役割です。
シリコン塗料で上塗りして完了です。見た目がキレイになるだけでなく、サビの発生を防いで長持ちさせるという塗装本来の役割を果たします。
瓦棒屋根は高圧洗浄+手作業でのケレンを行います。
どういう内容でどこまでケレンするかは、塗る対象物やその状態によって様々です。その判断はやはり、塗装のプロでないと難しい部分です。
瓦棒屋根も金属製なので、こちらもサビ止め塗料を塗ります。
そして上塗り前に棟板金の隙間をコーキングで埋めます。
屋根と架台を固定しているボルト周辺、さらに棟板金と瓦棒屋根の隙間にもたっぷりとコーキングを打ちこみ、水が入る余地を無くしていきます。
瓦棒屋根塗装+雨漏り対策完了です!
グレー系の屋根用シリコンで仕上げました。雨漏り防止として可能性のありそうな隙間は全て埋めましたので、屋根からの雨漏りの心配も無くなる・・・はずでしたが・・・
工事完了後、意外な箇所からの雨漏り
工事完了後、1カ月ほどした時にオーナー様から「普通の雨の時は雨漏りしなくなったけど、強い吹降りの雨の時にまた雨漏りしたと入居者さんが言っているので、点検に来てほしい」とご連絡があり、原因究明の為現地に伺いました。
まずは屋根に上って点検です。屋根は工事の際に隙間という隙間を徹底的に埋めましたので可能性は低いはず・・・
念のためホースで水を流してみましたが、やはり雨漏りはしませんでした。屋根からの雨漏りは完全に止まっていると考えられます。
入居者様いわく、強い吹降りの時にしか雨漏りしないとのことで、屋根からではないとなると、もはや外壁面からとしか考えられません・・・
しかし外壁もALCの目地は全てコーキングし、ひび割れ処理してから塗装したので、外壁面からも考えにくい状態です。
雨漏りしている箇所の外側を注意深く見ていると・・・!!あやしい箇所を発見
黄色の矢印周辺が雨漏りしている箇所なのですが、そのあたりを注意深く見ていると、屋根と壁との間にある破風板の部分に、隙間がある事に気づきました。
近くで見ると赤枠内の、この部分です。
ここ以外に水が侵入しそうな箇所は考えられません。写真の赤枠内の右半分はすでにコーキングを打ちこんでる状態、左半分が元のままです。
こうやって見ると隙間があるのが分かります。
通常、こういった箇所は万が一水が入っても雨漏りしないような構造になっていて、尚且つ屋根から水が侵入してもここから水が抜けるようになっています。
しかし、古い建物の場合は劣化により内部構造が変形してしまっていたり、そもそもきちんとした防水処理がされていないこともあります。
端から端までコーキングを打ちこんだ結果、吹降りの大雨がきても雨漏りしなくなったとの事で、ひと安心です。
ビフォーアフター
築31年で外壁の色がかなり色あせ、古びた印象の強い塗装前の状態。
コーキングも弱り雨漏りもしていました。
ガラッと明るい色にイメージチェンジ!
目地コーキング+外壁厚塗り工法で防水もバッチリです。
サビが発生し、雨漏りしていた瓦棒屋根
隙間をコーキングし、サビ止め+シリコン塗料で仕上げ!
日中でも暗い雰囲気だった廊下
塗装することで、廊下も明るく感じます!
階段室 塗装前
階段室塗装後
3F廊下塗装前
コンクリートの床も塗り直し、よりきれいな印象になりました!
工事が完了して引き渡し後に、再度雨漏りしてしまったことは非常に申し訳なく思います。
しかし、今回のように雨漏り箇所が複数あったり、通常では考えられない箇所から水が侵入している場合もあり、一度の工事で100%雨漏りを止められる訳ではありません。
南大阪ペイントセンタは万が一雨漏りが止まらなくても、雨漏りが止まるまで最後までお付き合いさせていただいております。
雨漏りでお困りの方、他の業者に依頼したけど雨漏りが止まらなかったという方は、南大阪ペイントセンターまでお問い合わせください!