外壁補修 シリコン塗装 ベランダ防水 | |
松原市
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Before 施工前 |
After 施工後 |
施工地 | 松原市 | 築年数 | 45年 |
価格 | 270万円 | 工事期間 | 20日間 |
塗料名 | 関西ペイント コスモシリコン | 塗料種別 | 水性シリコン |
面積 | 609m2 | カラー | KP356 |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
築年数 | 45年 | 工事期間 | 20日間 |
塗料名 | 関西ペイント コスモシリコン | 塗料種別 | 水性シリコン |
面積 | 609m2 | カラー | KP356 |
塗料名 | 塗料種別 | ||
面積 | m2 | カラー |
▼松原市の外壁塗装業者選びについてはこちらの記事で解説をしています▼
松原市の外壁塗装業者を選ぶときの7つのポイントとおすすめ業者
松原市にて、築45年が経過した集合住宅の外壁塗装工事を行いました。
浮きや剥がれが多数
築45年という事で、外壁の劣化はかなり進んでいます。
塗膜が浮いているだけではなく、明らかに下地のコンクリートごと浮いている箇所がいくつもあります。
雨漏りしている部屋もあるそうで、数年前に屋上の防水工事をしたらしいのですが、完全には止まっていないとの事です。
イコール外壁からの水の侵入の可能性大です。
この状態だと地震が起きた時にコンクリートが剥がれおち、落下してくる危険があります。
目に見えて大きなひび割れも無数にありました。
川沿いの面の外壁にも多数の浮きや剥がれが見られます。
この状態のまま普通に塗装しても長持ちしませんので、塗装する前に大掛かりな補修工事を行うことが重要ですとご説明させていただき、補修の予算も十分確保して工事スタートです。
足場を組んで工事スタート
足場を組み立てて工事スタートです。
事前に入居者様と近隣様へ、工事のお知らせをしておきます。
入念な補修工事
まずは下地の補修工事から。
打診棒で調査し、浮きや剥がれがある箇所にはこのようにスプレーでマーキングしていきます。
こちらは劣化がやや軽度な塗膜の浮き
ヘラ等で浮いた塗膜をめくっていき、ホコリを掃きます。
そしてモルタルで段差補修していきます。
補修完了です。
続いて下地の鉄筋が見えていた箇所の補修。
ハンマー等で他に浮いている箇所も落とします。
専用の下塗り材を塗った後、通常のモルタルではなく、樹脂モルタルという軽量で密着性が高く、高強度の補修材を使用します。
通常のモルタルで補修するよりは材料費がかかりますが、厚みを付けて補修する場合や、天井部分等にはこちらの方がより安心です。
こちらは一見横向きにひびが入っているだけに見えますが・・・
ハンマーで軽く叩いただけで、ごっそりとコンクリートが剥がれおち、中の鉄筋まで見えてきました!
ここも樹脂モルタルで補修&補強
この天井部分も塗膜がめくれているだけかと思いきや・・・
ハンマーで叩くとこの有様・・・
きっちりと樹脂モルタルで補強しました。
想定していたよりもひどかった劣化状況
こちらの残骸は全て今回の補修の際に剥がれ落としたコンクリートです。
端から端までびっしりとあります。まるで大きな地震が起きたあとのようです・・・
補修を担当した職人が「何十年も補修してるけどここまでひどいのは初めてやわ」と言うぐらいの劣化状況で、想定をはるかに超える補修の量でした。
これまで塗り替え工事は2回行ったようですが、恐らくきちんとした補修工事は行われていなかったようで、45年分の補修をまとめて行ったことになります。
逆に言えば、今回きちんとした補修工事を行ったことで建物が補強され寿命が延び、入居者様にも安心して暮らしてもらうことが出来るようになりました。
塗装工事
ここまでくれば後はいつものように塗装工事です
高圧洗浄と下塗り
そして中塗り・上塗りで完了です。
ウレタン防水
今回はご予算の都合で、ベランダのウレタン防水はしないことになっていましたが、雨漏りのあったお部屋の上のベランダのみ、念のため防水しておきます。
下地清掃してプライマーを塗り
ウレタン樹脂を流し込み、トップコートを塗って完了です。
これで下のお部屋も安心です。
ビフォーアフター
施工前
施工後
入念な補修後、2色分けで塗装しイメージも一新しました!
塗膜や下地のコンクリートがボコボコ浮いていた外壁
塗装完了
浮いていた部分は打診調査ですべてチェックし、入念に補修後塗装しました。
これで地震がきても、もう大丈夫です!
破損して穴の開いていた配管
新しいものに交換し塗装しました。
一番劣化の激しかったベランダ面
かなり入念な補修後、ツートンカラーで仕上げ、以前よりもモダンなイメージになりました。
サビていた手摺もキレイに塗り直しました。
雨漏りしていたお部屋も工事後はピタッと止まったようです。
今回ご依頼いただいたこちらの建物は、分譲マンションということで予算上限が決まっていたので、補修予算を事前に決めてから工事にかかりましたが、想定したいたよりも劣化状況が酷く、予算オーバーとなってしまいましたが、補修の手抜きをするわけにはいきませんので、劣化箇所は全てきちんと補修させていただきました。
ある入居者様から「前回の工事のときはこんなきっちり補修してくれへんかったわ。ほんまにありがとう!」と大変感謝していただきました。
事前に調査見積りしていても、足場を組んで実際に近くで見ると想定よりもひどい劣化状況というのは、どうしても起こり得ます。
南大阪ペイントセンターでは、そういったケースでも手抜きなくきちんとした補修や修繕をすることを心掛けています。