外壁塗装によるメンテナンスを行う際には一般的に足場が必要です。足場を組む際にはお隣とのお家の間隔や足場を組むスペースなどを確認させて頂いております。通常、自転車1台分が収まる位のスペースが隣地との間にあれば、大抵は問題なく足場を立てる事が出来ます。しかし敷地が極端に狭かったり、フェンスなどの形状により足場を立てるのが難しい場合は、隣地を借るなど様々な対応を行います。
今回のテーマである「カーポートを取り外す理由」も足場をしっかり立てる為です。近年では敷地内の駐車スペースにカーポートやサイクルポート、ベランダルーフなどが設置されているお宅が多くあります。そのほとんどがポリカーボネートやアクリル板といった半透明なパネルを使用しており、その上から足場を組む事が出来ない場合があります。
外壁塗装工事の足場は必須
写真は外壁に隣接するポリカーボネート製のカーポートです。この様に外壁にルーフが取り付けられている様な場合、基本的には工事前に取り外して、工事終了後に再度取付けを行います。赤印で囲んだ辺りが足場が組まれる位置です。カーポートパネルを外すと支柱だけが残る為、足場を組むスペースが開きますよね。そうする事で地面からしっかり安全に足場を組む事が出来る様になります。
カーポートパネル取り外し
こちらのお宅も足場を組む為にカーポートパネルを外します。一般的に写真の様にパッキンとビスで止まっている事が多いので全て外しパネルを取り外します。
再度取付けを行う為傷をつけない様に…
工事完了後は再度取付けを行う為、割れたり傷付けたりしない様慎重に取り外しを行いました。
撤去したパネルは洗浄しました
可能な範囲で足場を立てるのに必要な部分だけパネルを外す場合もあります。今回はカーポートパネルを全面取り外しパネルの洗浄もさせて頂きました。
足場撤去後パネル再取付け
外壁塗装完了後パネルをはめ直します。パネルの種類によっては劣化すると素材が固くなり割れやすくなっている物もあります。取り外し作業により割れてしまう事もある為、仮撤去やパネルの復旧が難しい場合もあります。
工事完了
今回はカーポートパネルの全面撤去と洗浄をさせて頂きました。この様な箇所は強い日差しを日々浴びている箇所です。劣化が気になる場合は同時にパネルの交換をされる方もいらっしゃいます。
リフォームを検討しているけど敷地にスペースが無い、隣地との間がほとんど開いていない為工事出来るか心配だ。などのお問合せも数多く頂いております。また、パネルの種類や劣化度合いによって着脱が難しい場合もあると記述しましたが、現地の調査を行う際にしっかり確認させて頂き、最善な方法をご提案させて頂きますのでご安心くださいね。お住まいに関するお悩み事、ご質問などは南大阪ペイントセンターまでお気軽にお問合せ下さい(*^-^*)