住吉区にて屋上防水を実施させて頂きました。こちらのお宅は4棟続きの住宅にお住まいです。
陸屋根の屋上が4棟全て繋がっている為、本来は4棟全ての屋上防水を行うのがオススメです。
他の3棟お住まいのお客様に防水塗装のお声がけをさせて頂きましたが、残念ながらご不要とのことでした。
今回はご依頼主様の1棟分のみ屋上防水を行いました。
住吉区にて屋上防水の工事を行いました
今回の防水施工は塩ビシート防水の密着工法です。
塩ビシート防水は今回のご依頼のような屋上防水以外にもベランダ防水にも多く実施される防水工事の一種です。
塩ビシート防水の密着工法は下地となる屋上の陸屋根に、直接塩ビシートをプライマー(接着剤)で密着させて貼っていき防水層を作る防水工事です。
屋上防水の下地準備
まず陸屋根の屋上全体に高圧洗浄行い、塩ビシート防水の密着を高める準備を行います。
劣化している古い防水層は削りとり、下地の段差はセメントで左官補修をします。
こちらは屋上下地全体にプライマーを塗布しています。
屋上に塩ビシートを貼り付け
塩ビシートの裏側にもプライマーを塗布。より密着力と耐久性が高まりますね。
ご依頼のあったお客様宅と他のお客様宅の屋上が繋がっているので、境界線となる場所に金物を取り付けます。
金物にもプライマーを塗り、塩ビシートに貼り付けていきます。
他3棟の屋上防水も実施
屋上全体を見回すと、今回防水工事を実施されない隣家の屋上の防水面が心配です。
「費用がかかるので屋上防水は必要ない」
と言われら隣家のお客様たち。
「何とかしてあげたい!」そう考えた職人が…
特別に隣家の残り3棟分の陸屋根の屋上防水も実施!
ビッグサンコート(水性防水材)による防水塗装を行いました。
もちろん高圧洗浄とセメント左官補修も実施済です。
塩ビシート防水に比べると簡易的な防水方法ですが、無臭で人体にも影響のない安全な防水方法です。
塩ビシート防水による屋上防水の仕上げ
立ち上がりに金物を取り付けます。
笠木となる瓦の隙間から水漏れがする可能性があるので、コーキングを打ち込み隙間を埋めます。
金属の笠木もビス穴から雨漏りがしてはいけないので、コーキングで隙間を埋めます。
排水穴の内部にひび割れがあると水漏れに繋がるので、改修ドレンという施工方法で修繕します。
改修ドレンとは元々ある既存のドレン(排水の配管)に、新たな改修用のドレンを被せて水漏れを防ぐ施工方法です。
防水塗装完成の様子
写真上部が今回ご依頼主様の塩ビシート防水による防水塗装、下部が今回サービスで施工致しましたビッグサンコートによる防水塗装です。
1棟分のみのご依頼でしたが、4棟全ての屋上の防水塗装を行う事ができました。
結果的に4棟の建物自体の寿命を延ばすことに繋がりましたね。
南大阪ペイントセンターではお住まいの無料点検を実施させて頂いております。
今回のご依頼のように、他のお宅と共有している箇所がある防水工事でも安心してご相談ください!
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