モルタル造とは?住宅建物の主な外壁材の種類

モルタル造とは?住宅建物の主な外壁材の種類

✓ページの概要
木造住宅に使われるモルタル造りについて解説しています。
このページをご覧いただくと、外壁材の1つであるモルタルの特徴や、モルタルのメンテナンスについて詳しく知ることができます。
 

こんにちは!
外壁塗装専門店 南大阪ペイントセンターです。

今回は外壁材の1つであるモルタル造について、解説していきます!

▼主な外壁材の種類▼

外壁材 特徴
モルタル(塗り壁)今回はこの項目について解説! 砂・水・セメントに混ぜて、外壁を作る塗り壁
サイディングボード 外壁の約9割のシェア率 パネル型の外壁材
ALC(軽量気泡コンクリート) 耐火性と防音性に優れ軽量

木造モルタル造のメンテナンス・補修・塗装をなどをお考えではありませんか?
南大阪ペイントセンターでは点検からお見積もり金額のご提示までを全て無料で実施させていただきますので、お気軽にご相談くださいね(*^^*)

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目次

1.モルタル造とは?
1-1.モルタルは砂と水を混ぜたコンクリートと同じ
1-2.モルタルは水が染み込みやすいので防水塗装が必須
1-3.木造モルタル造はひび割れが発生しやすい
2.木造モルタル造のひび割れ対策
2-1.ひび割れ防止にあえて目地を設ける場合もある
2-2.目地だけを割れやすくしてモルタル自体の割れを防ぐ
2-3.モルタルの目地はメンテナンス時に補修
3.木造モルタル造の大きいひび割れはVカット補修
3-1.大きいひび割れはコーキングだけでは補修ができない
3-2.モルタルのひび割れに溝を作り補修しやすくする
3-3.モルタルのひび割れ補修後は塗装で模様合わせ
4.モルタル造はひび割れ対策の定期的な塗装が大切!
5.モルタル造の外壁の施工事例

モルタル造とは?

モルタルは砂と水を混ぜたコンクリートと同じ

モルタル造とは?
モルタルとは砂と水をセメントに混ぜた物で、コンクリートと同じ意味です。

鉄骨や木造の柱に、構造用合板やバラ板で下地を作りその上にラス金網を貼り、その上からモルタルを厚く塗りつけて外壁を形成します。
最近では板とラス金網がセットになったラスカットという合板もあります。

モルタルは水が染み込みやすいので防水塗装が必須

モルタルの仕上げの種類
モルタルのままでは水が浸みこみやすいので、仕上げに必ず防水塗装を行います。

塗装の種類としては、リシン・ボンタイル・スタッコ・セラミック等の吹付塗装が一般的です。

木造モルタル造はひび割れが発生しやすい

ひび割れが起きやすモルタル造
モルタルは他の外壁材に比べると、ひび割れを起こしやすいです。

その理由としては、モルタル自体の重さにあります。
モルタルは今現在の新築の家ではあまり見かけませんが、ALCやサイデイングボードが普及するまでは一番一般的な外壁材でした。
しかしモルタルはそれらの外壁材に比べると、重い・工期がかかる・ひび割れを起こしやすい等の理由でほとんど使用されなくなってきています。

木造モルタル造のひび割れ対策

ひび割れ防止にあえて目地を設ける場合もある

モルタル造の目地
こちらはボンタイル仕上げのモルタル造です。

ALCやサイデイングボードの場合はボードのつなぎ目が目地となりますが、ひび割れ防止対策としてモルタル造の場合でもこのようにわざと目地を設けることがあります。

目地だけを割れやすくしてモルタル自体の割れを防ぐ

モルタル造
こちらはリシン仕上げのモルタル造です。

目地の部分は他よりもモルタルの厚みがないので割れやすくなります。

目地部分を割れやすくすることで、目地以外の外壁部分のひび割れを防ぐという役割があります。
呼び目地ともいいます。

モルタルの目地はメンテナンス時に補修


塗り替えの際はこの目地の部分をコーキングで埋めておくと、のちのち目地が割れても表面にひび割れが発生せず、雨漏りを防ぐことができます。

木造モルタル造の大きいひび割れはVカット補修

大きいひび割れはコーキングだけでは補修ができない

モルタル造
目地以外のひび割れも基本的にはコーキング補修をします。
しかし大きいひび割れの場合はただコーキングを埋めるだけでは、すぐに割れてしまう可能性もあります。

モルタルのひび割れに溝を作り補修しやすくする


このような大きいひび割れの場合は専用の機械でひび割れ部分を削り、コーキングを充填できる面積を増やします。

モルタル造のVカット補修(コーキング充填)
削って大きくした溝に、たっぷりコーキングを充填し…

モルタル左官補修
そのままでは補修跡が目立つので、元の外壁との段差を埋めるようにしてモルタルで埋め戻します。

モルタルのひび割れ補修後は塗装で模様合わせ

モルタル造のパターン復旧
既存の外壁と凹凸や模様を合わせるように塗装をします。補修跡がより目立たなくするための技術です。
これを業界ではパターン復旧と呼びます。

モルタル造のひび割れ補修と塗装の完成
モルタル造のひび割れ補修の完了です!

この補修方法はVカット工法と言います。
Vカット工法をすることで、コーキングをするだけの補修よりもひび割れが再発しにくく、非常に有効な補修工法です。

ただしコーキングのみの補修よりも補修跡が目立つというデメリットもありますので、補修跡をいかに目立ちにくくするか職人の技量にかかってきます。

関連ページ

モルタル造はひび割れ対策の定期的な塗装が大切!

モルタル造
モルタル造だけではなく他の外壁材も同様に、定期的な塗装でのメンテナンスが大切です!

理由としてはモルタル表面の塗装が劣化すると雨水を弾く防水性も失われます。
防水性がなくなったモルタルはコケやカビが発生したりひび割れから雨漏りが発生する可能性が高くなります。

ですのでモルタルは特に定期的な塗装工事が必要な外壁材です。

▼モルタルの外壁塗装の注意点は下記ページにまとめてご紹介しています▼

モルタルの外壁はひび割れといかに上手に付き合うかがポイントです。

ひび割れの大きさや場所によっても、補修の緊急性が変わります。
ですのでモルタル外壁のことでご不安やお悩み、ご心配があれば何でもお気軽にご相談ください!

お客様がよくご利用されるご相談方法は…(多い順にご紹介します!)

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もちろんご成約にならなくても、一切のお客様ご負担はありません。しつこいセールスなどもってのほかです。
どんな些細なことでも、お悩みをお聞かせください(*^^*)

モルタル造の外壁の施工事例

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