「コーキング(シーリング)って一体なに?」とお困りではありませんか?
外壁塗装においてコーキングの役割は、目地の隙間を埋めたりひび割れを補修するためのものです。
「コーキング工事」と言っても、適材適所の材料や工事方法など様々です。
このページでは…
・コーキングの役割、重要性
・コーキング材と工事の種類
・コーキング工事の事例
以上の内容を知ることができます。
1.コーキング(シーリング)とは?
1-1.外壁の隙間を埋める材料
1-2.外壁に使用されるコーキングの種類
1-3.コーキングorシーリングどちらも同じ意味
2.コーキングは外壁のどこにある?
2-1.外壁の目地
2-2.窓枠(サッシ)廻り
3.コーキング工事が必要な理由
3-1.コーキングの寿命は7~10年程
3-2.コーキングの劣化放置は雨漏りに繋がる
4.コーキング工事のご紹介
4-1.コーキング打ち替え工法
4-2.コーキング増し打ち工法
5.コーキング工事の施工事例
コーキング(シーリング)とは?
外壁の隙間を埋める材料
コーキングとは単純にいうと、建物の隙間を埋める為の非常に伸縮性のある素材のことです。
サイディングボードやALC板は一枚の大きな板では割れやすいため、複数のボードを用いて割れにくくしているので、ボードとボードの間にはどうしても隙間ができます。
そのため、敢えて隙間を広めにとり(目地)、コーキング材をたっぷりと打ち込めるようにしているのです。
外壁に使用されるコーキングの種類
NBウレタン(ノンブリードウレタン)
特徴としては躯体や塗料との密着性も抜群です。コーキングの上から塗装する時に適しています。
耐久性は低く伸縮性は高いのも特徴です。
変成シリコン
紫外線や雨など直接受けやすい場所に適しています。
耐久性は高く伸縮性は低いのが特徴です。
適材適所のコーキング材
ウレタンと聞くとシリコンより劣ると思われがちですが、コーキングの場合はそれぞれに違う役割があります。
ビルや学校などでも、メンテナンス箇所によってコーキング材の使い分けがされています。
コーキングorシーリングどちらも同じ意味
「コーキング」と呼ばれたり「シーリング」など色んな言われ方がありますが、どちらも同じ意味です。
業者さんによって呼び方は様々で、呼び名が統一されていないのが現状です。
その理由として挙げられるのが、メーカーによって商品名が違うということです。
「〇〇シーリング」「〇〇コーキング」「〇〇〇シーラント」「〇〇コーク」など、成分や値段はほとんど変わらないのに色々な商品名があります。
たとえば「A社に見積りを出してもらったらシーリング工事だったけど、B社だとコーキング工事と書いてある。違う工事なの?」という疑問も、基本的にはシーリング=コーキングのことなので、同じ工事とご認識いただければ大丈夫です!
コーキングは外壁のどこにある?
外壁の目地
主に外壁の目地に使用されます。
使用されている外壁の種類によって目地の場所が異なるので、各外壁の目地の場所を見ていきましょう。
サイディング
サイディングボードのつなぎ目、約2.7m間隔で目地があります。
ALC
ALCの場合、タテヨコの溝が全部目地といい、すべてにコーキングが充填されています。
窓枠(サッシ)廻り
窓枠回りからポタポタト室内に水が入ってお困りという声を聞く事は意外と多いです!
その為窓枠の部分もキッチリとシーリングメンテナンスを行なう必要があります!
関連ページ:サッシのメンテナンスについて【サッシの塗装は不要?】
コーキング工事が必要な理由
コーキングの寿命は7~10年程
ではなぜコーキングの打ち替えが必要かというと、コーキングの寿命は種類にもよりますが、新築時に使用されているものは7~10年程度の耐久性です。
コーキングが劣化してくると、徐々に柔軟性が無くなり固くなっていきます。そしてボードの伸縮についていけなくなりやがて割れたり剥がれたりします。
また、外壁がALCの場合はコーキングの上から塗装してあることがほとんどですが、コーキングが劣化し成分が抜けていくことで、打ちたての状態よりもへこんできます。それにより表面の塗膜も割れてしまいます。
コーキングの劣化放置は雨漏りに繋がる
また、目地=外壁の隙間なので、コーキングがあることで雨漏りを防ぐ役割もあります。
コーキングの劣化を放置していると隙間からどんどん雨水が侵入していき、やがて雨漏りとなります。
そういった不具合を防ぐためにも、定期的なコーキング工事が必要なのです。
コーキングは元々は弾力がある物ですが経年劣化してくると写真のように硬く縮み亀裂が入ってきます!
亀裂部分から雨水が侵入し、サイディングボードの断面から裏側に迄雨水が入ってしまいます。
そうすると晴れた日に乾燥し雨が降ると湿潤を繰り返し、サイディングボードの反りやビスの浮きを引き起こしてしまいます。
コーキング工事のご紹介
コーキング工事には「打ち替え」と「増し打ち」という2種類の方法があります。
コーキング打ち替え工法
古いコーキングをカッターなどで完全に取り除いてから、新たにコーキング材を充填する工事方法。
ALCやサッシ廻りを除いて、基本的には打ち替え工事がほとんどです。
劣化したコーキング材を撤去して、コーキングを新品にするので耐久性も良くなります。
コーキング増し打ち工法
既存のコーキングの上から、新しいコーキング材を充填する工事方法です。
主にサッシ廻りや初回のALCのコーキング工事に使用する工法です。
ALCの初回工事は増し打ち
ALCはシーリングの溝の部分が深く、その為増し打ち工法を施す事ができます。
ただし、ALCの2回目のコーキング工事の際は、溝がなくなっていることがほとんどなので撤去打ち替え工法が必須となります。
サッシ廻りがなぜ増し打ち?
サッシ周りを打ち替えようとしてカッターを入れると、奥にある防水シートを切ってしまう可能性がりあります。そうなると、雨漏りを引き起こしてしまうので、サッシ廻りには増し打ちを行う場合があります。
更にサッシ廻りは厚みを付けれるため、既存のコーキングの上から新しいものを打ち込んでも剥がれ落ちたりはしないです。